今シーズン限りでスペインのバルセロナ退団を明言しているあのアンドレス・イニエスタ選手がなんと日本のJリーグでプレーすることになるかも知れません。
イニエスタ選手といえば、世界最高峰のリーグ、リーガ・エスパニョーラの超名門クラブ、バルセロナの黄金期を支えた世界的な名選手。そんなイニエスタ選手がJリーグのヴィッセル神戸に移籍するかもしれないというニュースがきのう飛び込んできました。
ここ最近の海外からJリーグへの大物選手の移籍といえば、同じくヴィッセル神戸に移籍したドイツのルーカス・ポドルスキ選手でしょうか。ただ、大物という意味では、やはりイニエスタ選手の方がさらに上を行くのは間違いないでしょう。
本当に久しぶりに世界の超大物選手のプレーをJリーグで身近に観ることができるチャンスが訪れるかも知れません。ヴィッセル神戸のサポーターの方にとってはもちろん、それ以外の方にとっても自分の贔屓のチームとイニエスタ選手が対戦する、そんなことを考えただけでもワクワクしますよね!
とはいえ、今回の移籍、あくまでもまだ報道レベルの話で、正式決定したわけではありません。
ここは一旦冷静になって、ヴィッセル神戸移籍報道の信憑性や他の移籍先候補に関する情報を整理してみたいと思います。本当に移籍が決まった場合の年俸なども気になりますよね。そのあたりもまとめてみます。
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Contents
イニエスタの神戸移籍は本当かデマか?移籍先候補や年俸・凄さなどの情報を整理!
ここ数年欧州や南米の大物選手は、豊富な資金力を持つ中東や中国のチームに移籍するケースが目立ちました。私自身忸怩たる思いをしていましたが、同じような思いの方も多かったと思います。
自分の贔屓のチームの中心選手が資金力にものを言わせる中東のクラブに引き抜かれて、ショックを受けた方も多いでしょう。中国のスーパーリーグは、海外の超有名監督と選手がこれでもかというくらい在籍しています。
そんな流れに一石を投じることになるかもしれない、今回のイニエスタ選手の移籍報道。
まずは、この間の経緯をまとめてみましょう!
⚠速報⚠
🇯🇵#イニエスタ🇪🇸
イニエスタがヴィッセル神戸加入!? スペインメディアが年俸32億円で合意と報道#バルセロナ #ヴィッセル神戸 #Jリーグスペイン複数媒体が報道!#W杯 優勝経験者が日本で見れる?🤔
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— Goal Japan (@GoalJP_Official) 2018年5月7日
イニエスタ移籍話の経緯は?
そもそもイニエスタ選手といえば、下部組織からバルセロナで活躍し、そのバルセロナの黄金期の中心選手でした。いまでこそ、欧州の覇権は、同じスペインのレアル・マドリードに譲っていますが、バルセロナの黄金期は強さと華麗なパスサッカーを兼ね備えた夢のようなチームでした。
そんなイニエスタ選手は黄金期の象徴のような存在で、2017年10月の契約延長の際には、バルセロナのクラブ史上初となる生涯契約を結んでいます。それが、驚いたことに今年4月27日に退団が正式に発表されました。
そして、来シーズンの移籍先として、中国・重慶の重慶当代帆足球倶楽部が最有力という報道が出始め、その根拠として同クラブの9割の所有権を持っている中国のスポーツマーケティング社「デスポーツ社」がイニエスタの肖像権を管理していることなどが挙げられていました。もはや、重慶当代帆足球倶楽部入りは既定路線で、正式発表を待つのみとなっていたのです。
ところが、重慶当代帆足球倶楽部が昨日7日に移籍報道を否定し、本当の移籍先として、バルセロナのグローバルパートナー契約を結んでいる「楽天」が所有するヴィッセル神戸への移籍という話が持ち上がってきました。
重慶当代帆足球倶楽部の移籍否定とヴィッセル神戸への移籍可能性を報じたのは、バルセロナにある「カタルーニャラジオ」です。これを受け、ほかのスペインメディアも次々に具体的な年俸や移籍時期などについて報道し、いまはいろいろな情報が飛び交っている状況です。
イニエスタ神戸移籍話は本当?それともガセ?
まず、ヴィッセル神戸への移籍可能性を報じた「カタルーニャラジオ」ですが、バルセロナと関係が深いメディアだそうで、その情報の信憑性には一定の信頼を置けそうです。
よく海外では、情報の真偽が怪しい大衆紙が移籍報道について、あることないこと一緒くたにして報じることがありますが、今回はそういうケースではないようですね。
このカタルーニャラジオは、イニエスタ選手とヴィッセル神戸の交渉は具体的に進んでいると報じていて、しかも日本行きに同行するスタッフの名前まで挙げているそうです。
とはいえ、このカタルーニャラジオもあくまでもヴィッセル神戸が交渉を進めている過程で、数ある移籍の有力候補という報じ方をしています。
ですので、移籍先については、当然ほかの可能性もあるというニュアンスを残していますし、イニエスタ選手サイドがヴィッセル神戸から正式なオファーは受けていないというほかの報道もあるので、まだはっきり決まったと断言できる状況ではないですね。
とはいえ、今回の移籍話、まったくガセということは少なくともなさそうです。
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イニエスタの神戸以外の移籍先候補は?
となると、他の移籍先候補が気になりますが、オーストラリア、米国、カタールなどのクラブが候補として、挙がっているようです。
特にオーストラリアについては、欧州の選手が活躍した実績が多く、比較的馴染みやすいことなどから、有力な候補のひとつという見方をする報道もあるようです。
ただ、具体的なクラブ名までは報道で挙がってこないので、いまのところ具体名が挙がっているヴィッセル神戸がリードしているという見方もできるような気もします。
少し希望的観測が入ってしまっているのは否定しませんが、、、
神戸移籍が実現すると年俸や契約年数は?
では、ヴィッセル神戸がイニエスタ選手サイドに出していると報じられている条件をまとめてみましょう!やはり世界の超大物選手、かなり破格の条件を提示しているのではないでしょうか。
そのオファーについて、スペインのある報道では、年俸2500万ユーロ(約32億5000万円)の3年契約、さらにイニエスタが経営しているワイナリーのワインの契約まで含んだ内容だそうです。
年俸32億円とは、想像以上のオファー内容ですね。やはり世界の超大物選手の年俸は破格でした。
もちろんこれが正式なオファーなのか、本当にこの額で契約されるのかはわかりませんが、日本のクラブがこれだけのオファーを出せるのであれば、かなり夢のある話だと思います。
ちなみにどこに移籍するかはまだ決まっていませんが、移籍の時期としては、ロシアワールドカップの前までに、との報道がなされています。
イニエスタ選手の凄さとは?
先にイニエスタ選手はバルセロナの黄金期を支えた中心選手だとお伝えしましたが、選手として獲得したタイトルの数は33個もあり、輝かしい歴史を誇るバルセロナの中でも、クラブ史上最多とも言われています。
ざっとお伝えしますと、リーガ・エスパニョーラ8回、コパ・デル・レイ5回、チャンピオンズ・リーグ4回、クラブワールドカップ3回、欧州スーパーカップ3回、スペインスーパーカップ7回の優勝トロフィーを手にしています。
また、スペイン代表としてもワールドカップ1回、EUROで2回の優勝を果たしています。
これだけの偉大な実績を残しており、世界のサッカー界に歴史を残すレジェンドと言える選手でしょう。
しかもいまも現役のスペイン代表で、そのプレーに衰えは見られません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回のイニエスタ選手のヴィッセル神戸への移籍が本当に実現すれば、Jリーグ史上に残る移籍となります。
スペイン国内の報道の中で、有力候補として名前が挙がったわけですが、まだ正式決定ではありません。とはいえ、やっぱり実現を期待したいですね。
移籍先の決定はロシアワールドカップ前だということなので、それまで期待しつつ、続報を待ちたいところです。
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